代表者の挨拶
日本古来の建築伝統文化を継承し、その土地柄及び風土にあった、建物を提案していきたいと思っております。 日本にはさしがねという大変便利な矩手金物定規があります。さしがねでは、矩手を測るだけでなく、屋根のこう配を材木にきざむのによく利用します。さしがねには、表面・裏面(平方根)の目盛りがあり自在に材木に墨付けができる万能の道具であります。 |
又材木への墨付けの話では、大工の墨付棟りょうが描く板図で、全ての加工が出来るのです。たとえば、い一、一、前の文字は、字横、字縦、柱の字の前、字後など、一目りょうぜんで立家財、加工財が判別できるのです。このすばらしい文化を後世に残していきたいと思いますし、残す義務があると思います。 又、日本の建築は、屋根の文化であるといっても過言ではありません。切妻、寄棟、入母屋など、それぞれに特色があり、屋根の見え方に影響を与えるものは何かと考えると、屋根面の反り、軒反り、屋根四配、破風の反り、棟反り、屋根葦材料などがあります。 建物を正面より見て、屋根面と壁面の面積の比がほぼ等しいと落ち着いた建物となります。 このように、建物の材料、部位にはそれぞれの使用する理由があり、必善性があり使用されております。 こういった、古来の建築文化を伝承しつつ、今の技術を取り入れながらお客様との一期一会の出会いの中でよりよい建物を造っていきたいと思っております。 |
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